セックスとハートの相関関係

まりりんは、男の人だって愛する人とだからこそ長い時間繋がっていたり
めくるめく時間をなるべく長く一緒に感じたいって思ってても
全然不思議じゃないって思ってるのね。

男の射精は、たしかに快感はあるんだろーけど
だからと言って、射精はそのエッチにすご??く満足した証明か？って考えたら
ソレはそーでないコトもあると思うの。

まりりんの彼はドライオーガズムの持ち主で
射精しなくても女の子みたいに何回でもオーガズムに達するコトができるのね。
また、本来なら一回で空っぽになるはずの精液を
何回かに分けて、小分けに射精してそのたびにオーガズムに達する・・
なんて芸当もできるの。

でもまぁコレはできる人できない人がいるから
それはまりりんの彼が特別なんでしょ？って言われたら
そーです・・ってしか言い様がないんだけどね・・＾＾；
数は少ないのかもしれないけど、まりりんの彼以外にもできる人がいるのも確か。


でも、男の人って、ホントに射精したら絶対気持ちイイって思う？
絶対気持ち良くて、そのエッチは満足なエッチだって感じてくれてると思う？

・・・・・男の人が射精するトコ・・見たことあるかなぁ？

ピュピューって勢い良く出てくる時と
なんとなく勢いがなくて、ダラダラと漏れてくるよーに出てくる時と
両方見たコトある女の子はどのくらい居るのかな・・・？

もちろん精液の飛び方ってのは、体調や年齢にもよるから
一概には言えないんだけども・・・

まりりんの彼いわく・・
『漏れるよーに出てくる時は、あんま気持ち良くない（泣）』
『出そうと思って、イクぞぉー！！って出して、ピューって飛ぶヤツは気持ちイイ』

女の子は、自分にない現象だから
男が射精すると、全部気持ち良かったでしょ？って思いがちだけど
女の子の『イク』に深い・浅い、大きい・小さいがあるよーに
男の射精にも快感の度合いとゆーのは存在するのね。

そしてコレはセックスの気持ち良さ論じる上で大切なコトなんだけど
『イク』とか『快感』とかの言葉の定義。

よく『イク』ってゆーけど、コレは男も女も
オーガズムに達したってコトだよね。

ではオーガズムってのは具体的にどんなコトを指しているのか・・・
コレはお偉い学者さんたちは
男女ともに恥骨尾骨筋・骨盤底筋群に０.８秒間隔のリズミカルな収縮があり
血圧・呼吸・脈拍が共に上昇する　としているのね。

そしてこの０.８秒間隔の筋肉の収縮が、精液を体外に送り出す力になるんだけど
この収縮が強ければ強いほど精液は遠くまで飛ぶし
弱ければタラタラと漏れるよーに出てきちゃうわけね。

つまり、男の射精の快感ってのは
この筋肉の収縮の強さと比例してるって言ってもイイのね。

・・とゆーコトは・・・
逆説的になるけれども・・、この収縮があれば
射精は伴わなくてもオーガズムの快感は得られてるってコトになるわけで
そのコトをドライオーガズムと言うのね。

そしてコレは成人男性に限るコトではなくて
第二次性長期に入るか入らないかの男の子にも見るコトができるの。

このコトは女の子の間では、たぶん、あまりにも知られていなさ過ぎ･･
と思うから書いておくけれど・・

男の子は成長して第二次性長期に入ると、睾丸で精子が作られるよーになり
やがて精通する（射精できるよーになる）ってコトくらいは学校で習うよね？

だけど、精通前の男の子でもひとりエッチをする子がいて
精子はまだ作られてないから射精はしないんだけど
なんとなくちん○んを弄ってたらピクピクと収縮して
脳ミソが真っ白になりそーな気持ち良さ・・・
つまりオーガズムを感じてる子もいる・・なんてコトは知らない子は多いよね？

精通前の男の子は、みんなこの要素を持ってはいるんだけど
そのコトに男の子自身も気づく子と気づかない子がいるのは
その時の性に対する興味の強さ・・みないなもんが左右してるだけ。

女の子のひとりエッチが幼児期から始まる子もいれば
成人してもマスターベーションには興味がない人もいるのと同じで。

だからね・・・
射精をひとつのオーガズムの表れと捉えるのは正しいんだけれど
射精がないからっていって、んじゃオーガズムに達してないのか？って言ったら
それは違うとゆーコトになるわけ。

で、オーガズムの気持ち良さを感じてるのはドコ？って言ったら
それは脳ミソだよね？

カラダに表れた反応を脳が察知して
コレは気持ちイイ！・・って決めてるの。

では『気持ちイイ』を示す言葉として、よくセックスの場面で使われるのが
『快楽』『快感』『エクスタシー』・・なんてのがあるんだけど
コレも言葉の定義はどーなってるかとゆーと・・・

快楽ってのは、Yahoo!辞書　大辞泉によると
『心地よく楽しいこと。官能的な欲望の満足によって生じる、快い感情。けらく』

快感は　『こころよい感じ。いい気持ち』

エクスタシーは
『１ 快感が最高潮に達して無我夢中の状態になること。恍惚(こうこつ)。忘我。
　２ 宗教的儀礼などの際に体験される神秘的な心境。
　　しばしば幻想・予言、仮死状態などを伴う。脱魂。
　◆(ギリシア)ekstasisが語源で、魂が現象界の外に出る意。』

この中で、オーガズム時の『気持ちイイ』を現すのに
最も相応しい言葉は『エクスタシー』だと思うのね。

快感が最高潮に達して無我夢中の状態になること。恍惚(こうこつ)。忘我。

でも、コレは射精があってもなくても感じられるモノ・・・。

なぜなら、快感を感じてそれが最高潮になって・・
無我夢中になって我を忘れるよーな恍惚感に浸るってゆー気持ちのピークは
射精の有無に関わらず起こり得るから。

そしてまた、射精をすればいつでもこのよーな状態に必ずなるのか？って言ったら
さっき書いたよーに、本人の意思に反してタラタラと漏れるよーな
筋肉の収縮の弱い射精の場合は
そんな恍惚とした状態にはなりたくてもなれないコトが多いの。

つまり、射精とエクスタシーは必ずしもセットで起きるとは限らないとゆーコト。

射精はオーガズムのひとつの表れではあるけれど
射精のないオーガズムもあるし
射精したからスンゴイ気持ち良くて、我を忘れるほどの快感に浸れたか？って言ったら
それはそーではない場合もある。

射精とオーガズムとエクスタシー。
この３つはそれぞれ複雑に絡みあってるけど、同じモノではないのね。

『彼がイカない』ってのは『彼が射精しない』とゆーのと同じ意味で使うコトが多いけど
本当は、イッてても射精してないのかもしれないし
射精はしたけど脳ミソはそれほど快感を感じてないのかもしれないしね。

ふつーはそんなに難しく言葉を厳密に使い分ける必要はないのかもしれないけど
彼が本当はどんな状態なのか、何を望んでるのかは見落としたくないよね。

イカないエッチ＝射精しないエッチは、ホントに気持ち良くないのか？
彼がイカない＝射精しないから、彼女のテクニック不足なのか？

気持ちイイかどーかは彼の脳が感じて決めるコト。

そしてテクニックを駆使したくなるのは
その彼女とのエッチが誰とするより気持ちイイっ感じて欲しいからじゃない？

強制的に射精させるためのテクニックってのも実際あるけど
そんなのは時間内に射精させるのがお仕事のオネーチャンにでも任せておけばイイこと。

彼女として、愛される女として使うテクニックは
彼にたくさん、より強い気持ち良さ・・エクスタシーを感じてもらうためのモノ。
そして、あ?満足だ?♪って二人が思えるよーにするためのモノ。

男は、出せば満足な生き物ではないよね。

そーゆー一面は確かにあるけど、男が愛する女を抱くってゆーのは
射精ができれば満足だ・・って、それだけを思ってのコトではないよね。

女性が、オーガズムのないエッチでも
愛する人と結ばれてエクスタシーを感じるよーに
男性も、射精はしなくても、十分エクスタシーを感じるコトができるの。

だから射精のあるなしだけで彼のそのエッチに対する満足度は測れない。

本当に大切なのは、彼がどーゆーエッチを望んでいるかで
どーゆーエッチを最高に気持ちイイって感じるか。
そして、そのコトを彼女はどー感じるのか。

エクスタシーを感じてる時間をより長く引き延ばしたいと考えてる相手に
『なかなかイカなかったから、彼はアタシとのエッチは気持ち良くなかったんだ・・』
なんて思うのはナンセンス。

彼は、彼女と一緒に長い時間繋がっていたかったのかもしれないし
彼女が感じるトコをいっぱい見て
めくるめくよーなエクスタシーをたくさん感じたかったのかもしれないんだから。


それと、コメントのレスにも書いたけど・・
射精に重きを置くセックスは、若いうちは意義があっても
だんだん年を重ねて、精子が作られるペースが落ちてくると
満足度の指標とはなり得ないってコトも覚えておいて欲しいのね。

男のピークは２０歳前後。
それを境にだんだん体力が衰え、精液が溜まるのに必要な期間が延びていき
最後には射精も勃起もしなくなるコトも多いのね。

そーなるまでの間には、勃起はしても射精はしない。
射精はしても、勃起が充分でないってコトも起きてくる。

そんなの、うーんと爺さんになってからでしょ？って思う人もいるかもしれないけど
コレは、割と早い段階で気づく男性も多くて
ほとんどが３０代で既に２０代の頃の自分と違うコトに気がつくはず。

その後は４０代、５０代・・と年齢を重ねるに連れ
気持ちはヤル気満々なのに、カラダが言うコト聞かなくて・・・なんて
どっかで聞いたコトあるよーな台詞を身にしみて感じるコトになる人がいっぱい出てくるの。

そーなった時、射精のあるなしに目を奪われてたら
互いが満足するエッチなんてのとはかけ離れたところに行っちゃうよって思うのね。

そして、そーゆー年齢を重ねてカラダが思うように言うコト聞かなくなった男の人たちが
みんなセックスを気持ち良くないって思うようになるか・・って言ったら
そんなコトは全然なくて
いくつになっても女のケツを追っかけてる男の人もいっぱいいるでしょ？

このコトからも、男の性は射精の有無だけでは語れないって言えるのね。

男と女にとって、セックスは一生の問題。
子どもを産んだら終わり・・とか、４０歳になったら終わり・・とか
６０歳になったから終わり・・とかない。

７０歳過ぎて下の毛が白髪だらけになっても奥さんとエッチしたい男性もいれば
５０歳すぎて生理が上がって、やっと妊娠の心配もなくなったから
これからセックスを楽しむぞ?って気になる女性もいるの。

人によって価値観が違うのは当然だけど
それぞれ、何が一番気持ちイイえっちかってのはよーく考えてみて欲しいのね。

大切なのはイクこと？　射精するコト？　させるコト？
そのためのテクニックを身につけるコト？

まりりんは、二人が満足♪って思えるコトが一番大切って思ってる。
彼がしたいと思うよーにやって、まりりんもしたいと思うよーにやって
お互いがスンゴイ感じる?♪　気持ちイイ?♪　

それには時に話し合いが必要になるコトもあるし
相談したり、一緒に考えたりする必要が出てくるコトもあると思うの。

だけど、その根底にあるのは互いの思いやり。
相手が何を望んでいるのか、それを理解したいと願う気持ち。


ココを読んでくれてる皆さんも、どーかそれぞれが一番♪って思えるスタイルを見つけて
ステキなセックスをいっぱいして幸せになって欲しいなーって思います。

すごく長くなっちゃったけど
イクこと＝射精するコトだけが全てではない。
イカないエッチでもものすごい快楽を得る可能性がある。
・・って話はコレでおしまい。（笑）

『接して漏らさず?養生訓かＰａｓｓｉｏｎか』と合わせて
『男性のマルチオーガズム』って記事も読んでみてください。

まりりんの書く文章は長いばかりで読むのが大変かもしれないけど
『射精のないエッチ』を考える上で
とても参考になりそーな所へリンク張らせてもらってたりもするので
そちらのサイトさんの方はまりりんの書いたモノよりずっと解り易いと思います。＾＾

では、皆さんもより良いエッチを♪

エッチの世界はとても奥が深いのデス。
それぞれの気持ちイイＳＥＸを見つけて、みんな幸せになりましょー♪


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